第7回市民公開講座は九大第一内科准教授小田代敬太先生にお話していただきました。

2014-11-27

第7回市民公開講座は11月22日(土)にクリニックの上階のセミナー室で九州大学第一内科准教授になられたばかりの小田代敬太先生に『ここまで進んだ心臓病の検査と治療~早期の虚血性心臓病予防を目指して~』と題してお話をしていただきました。

 

小田代先生は心臓カテーテル、末梢動脈カテーテルの日本を代表する専門家ですが、今回はいかに早く血管病変を見つけて心臓病だけでなく、脳血管障害、閉塞性動脈硬化症を予防するかを話されました。特にその予知にはエコー検査が非常に重要であるとのことでした。糖尿病があれば心臓だけでなく、頸部動脈、大腿動脈など全身の血管を調べるべきだと強調されました。さらに講演の中で耳たぶのしわは心血管病変の示すと言われて一番前の方の耳を見られて「ありますね」とのことでした。実はその方は1ヶ月前に冠動脈造影をしてステントを入れた方でした。絶妙な語り口で聴いている皆さんを引きつけた講演でした。

 

 

 

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